泡盛関連で一番多い質問
「泡盛の美味しい飲み方を教えてください」
泡盛の美味しい飲み方:「泡盛を割る」
泡盛の基本的な飲み方は「水割り」。
もちろん、泡盛は他の飲み方もできます。お好みの方法で楽しんでください。
泡盛の飲み方の基本は「水割り」
「お酒に強い体質だし、お酒飲み慣れているから泡盛もいけるだから!」と一気に泡盛をストレートで飲む。
・・・ちょっと待った!
泡盛を飲みなれていない初心者がいきなり、そのまま酒をストレートで飲むのは止めましょう。
調子にのって、何のドリンクとも割らず、ストレートで泡盛を飲んで、「泡盛トラウマ」を抱える人は少なくないです。
沖縄県民だって、泡盛の飲み方は、基本「水割り」です。
泡盛の水割りのつくり方「黄金比率4:6(泡盛:水)」
水割りの黄金の比率は 4:6 (泡盛:水)
※居酒屋でよく提供される泡盛ボトル30度の場合。
カンタン!おいしい水割りのつくりかた
水割りの黄金の比率は 4:6 (泡盛:水)になるように水割りをつくってください。
- コップに氷を入れる
- グラスに泡盛を注ぐ
- 水を注ぐ
- マドラーで静かに混ぜる
水割り比率を知りたい!【水割り比率の計算ソフト】
『自分にはコダワリの度数があるんだ!』
『アルコール度数が35度のお酒の場合、15度の酒をつくるときどうすればいいかな?」/p>
・・そんな「水割りの比率を計算してつりたい!」方向けに【水割り比率の計算ソフト】ページをつくりました。
お酒の度数と、作りたい度数から、どんな比率で水と酒を割ればいいのか<教えてくれます。
▼すぐに、ラクラク水割りの比率を知りたい方はクリック
泡盛の炭酸割り(ソーダ割り)
ハイボールのノリで♪ 泡盛の炭酸割りも水割りと同じ要領で作成ください。
小ネタ:泡盛の炭酸割りを各泡盛会社は???と呼ぶ
某泡盛酒造会社は、泡盛のソーダ割りをいろんな名前で啓蒙活動をしていました。
泡盛酒造会社でオススメしているユニークな炭酸割りの名称
- ハイサイボール = 泡盛「瑞泉」×炭酸水(ソーダ)
- ダンボール(暖ボール) = 泡盛「暖流」×無糖炭酸水×カットレモン
寒い冬には泡盛の「お湯割り」
「泡盛のお湯割り」は美味しい。しかし、沖縄県民でも、その事実を知っている人は少ないのではないでしょうか。
お湯割りなら、甕貯蔵の泡盛がオススメ。甕(かめ)の独特な風味がお湯の湯気にのってフワッと広がります。
美味しい泡盛のお湯割りのつくり方
- お湯をグラスに入れる(お湯の適温:70度~75度)
- その後、泡盛を浮かべるようにグラスに注ぐ
- かき混ぜない!20秒待つと、自然に泡盛とお湯は混ざります
お湯割りの適温は40度~45度。お湯割りの入ったグラスに触って「あったか~い」と思えるくらいがイイです。
お湯割りのアルコール度数は10度~15度になるようにするのがオススメ。水割りでもお湯割りでもオススメのアルコール度数は同じです。詳しくは『泡盛の水割りのつくり方「黄金比率4:6(泡盛:水)」』を参照のこと。
ちなみに、上記方法でつくった泡盛のお湯割りですが、マドラーを使ってかき混ぜないように注意。お湯と泡盛が自然に対流で混ざるほうが、香りや風味を楽しめます。
サッパリ味の泡盛の「お茶割り」
緑茶、ほうじ茶、紅茶、ゴーヤー茶、さんぴん茶など好きなお茶で泡盛を割るのも、おいしい!
さっぱりとしたテイストで、油っこい料理にあいます。
沖縄では定番の泡盛の「ウコン茶割り」
肝臓の機能を高めるウコンからつくられるウコン茶(別名:うっちん茶)。
意外と沖縄では、「ウコン茶で泡盛を割れば酔わないから~」といって泡盛をウコン茶と割って飲むことが珍しくない。
“酔うために飲むのか”、“酔わないために飲むのか”悩む矛盾した黄色いドリンク。
※実際は、いくらウコンで肝機能のアルコール分解を高めても酒に酔います。
泡盛の味に慣れない場合は「ドリンク(ジュース)割り」
泡盛は、「クセが強くて他のドリンクで割っても変わらない」ようなイメージがあるが、実際は、泡盛は他のドリンクで割っても美味しい。
「泡盛を何で割ろうかな・・・」と、悩んだらビタミンCが入っているオレンジジュースが◎。
泡盛の「カルピスジュース割り」
“ザ・酒”がまだ得意ではない飲み会デビューにはふさわしいドリンク。
非常に飲みやすく、泡盛初心者やお酒デビューの人にオススメ。
しかし、提供する居酒屋は非常に少ない。
泡盛の「オレンジジュース割り」
お酒のの超初心者にオススメの飲み方。オレンジジュースでお酒を割ると飲みやすい。
また、オレンジ含まれるビタミンCはアルコール分解を手助けてくれます。
泡盛×コーラ「コーラ割り」
コーラと泡盛を合わせれば、それはもう泡盛カクテル。
泡盛×珈琲「コーヒー割り」
コーヒーと泡盛は合うけど・・・「コーヒー割り」を、食事と合わせて飲むと後悔することが多い。飲むなら食後に。
泡盛×牛乳「牛乳割り」
牛乳と泡盛は合うけど・・・「牛乳割り」を、食事と合わせて飲むと後悔する。
泡盛のカクテル
・絶対に美味しくて当たり前! ノンアルコール缶割りカクテル
泡盛スイカ
- 泡盛と 熟れたスイカを用意
- スイカを一部を くり抜いて 穴を開けて泡盛を 突刺して注ぐ。 ※泡盛のフタはとっておく
- 最短一晩から最長7晩、 冷蔵庫に冷やす。 ※冷やすとき、 瓶は突き刺したままで。 食べるときにカットして 召し上がれ。
泡盛の美味しい飲み方:「泡盛にアレを足す」
基本的に泡盛に何かを足すときには、「泡盛は水割りの状態」を前提としています。
泡盛のお湯割りに下記で紹介するものを足さないでください。泡盛のお湯割りにキュウリを足すと・・・味の保証はできません。
泡盛×シークワーサー
沖縄の特産であるシークヮーサー(和名:ヒラミレモン)。
シークヮーサーの果汁を泡盛にいれるとスッキリした飲みくちに。
沖縄の居酒屋では、シークヮーサー果汁の入った小瓶が醤油の小瓶と並んでカウンターに置いてたりすることもある。
泡盛×きゅうり「きゅうり割り/かっぱ割」
泡盛にスライスしたキュウリを足す「キュウリ割り」。別名、かっぱ割り(河童割り)。
「泡盛にきゅうりを入れるとメロン風味になる」という声も。
沖縄県民の間でも、なじみのない飲み方なので話のネタにどうぞ。
韓国では、ごく一般的に行われている焼酎の飲み方です。
泡盛の美味しい飲み方:「泡盛をそのまま」
泡盛を瓶や甕から開けて、飲む。
泡盛のテイストをそのまま楽しむ方法です。
泡盛のストレートの飲み方も温度で色々変わります。常温、冷温、高温で考えてみました。
常温:玄人は泡盛をストレートで飲むことも
お酒に慣れてきたら、泡盛の本来の味で「ストレート」。
もちろん、お酒は「カラカラ」にいれて、「おちょこ」で飲むのが粋。
冷温:泡盛に氷を足す「オン・ザ・ロック」
泡盛と氷がなじんでいくのを楽しむ飲み方。
極冷温:泡盛の瓶を冷凍してパーシャルショット
氷のように冷たい、キンキンに冷えた泡盛。暑い夏にのんで涼もう。
アルコール度数が40度以上の泡盛で行うのがオススメの飲み方。泡盛のパーシャルショットはトロっとしています。
※アルコール度数25度前後の泡盛で、パーシャルショットをつくるとシャリシャリとシャーベット状に。
家庭でパーシャルショットを作る方法
- 冷凍庫を用意します(一般家庭用でOK)
- 未開封のボトルは開封し、ボトルの中の泡盛を減らします(危険防止のため)
- 冷凍庫にアルコール度数40度以上の泡盛を入れます
- (瓶の容量によりますが)24時間後には泡盛は十分に冷えています。冷凍庫から泡盛を取り出す
- 小さめのグラスにいれて、完成
- キンキンに冷えた泡盛をストレートで召し上がれ
なぜ、泡盛のパーシャルショットは凍らずに「飲める」のか
お酒にアルコールはマイナス温度でも水のように凍りません。
アルコールが凍る温度はマイナス114度。しかし、通常の家庭用の冷凍庫はマイナス114度になることはありません。だから、冷凍庫に入れた泡盛を液体として飲んで楽しめます。
参考:水とアルコールの凍る温度
- 水:マイナス0度
- アルコール:マイナス114度
オススメしない泡盛のストレートの飲み方
中温~高温:泡盛の熱燗?まだ聞いたこと無い飲み方
「泡盛のストレートをカラカラ酒器にいれる。そして、火にかけて熱燗のように飲む。」
・・・泡盛のお湯割りは馴染みがある飲み方ですが、泡盛の熱燗は、一度も聞いたことが飲み方。
※あくまで泡盛道場の管理人がですが・・・
ちなみに、泡盛の酒器「カラカラ」は直火対応していません。沖縄では定着していない飲み方です。
泡盛の飲み方として熱燗はオススメしません。
※泡盛の酒器「カラカラ」を直火で温めると、カラカラが割れます。危険。
※お燗に使われる鹿児島の酒器「黒ぢょか」や球磨地方の酒器「ガラ」のように直火対応していません。
極高温:アルコールが飛んで水になる
泡盛を沸騰させたら、どうなるのか?
アルコールが飛んで水になります。泡盛の飲み方としてオススメしません。
泡盛の飲み方に関する質問
泡盛の飲み方についての疑問に答えます。
Q.泡盛の瓶を白ワインのように冷蔵庫で冷やして飲んだら美味しいですか?
A.冷たい泡盛のストレートは美味しいです。しかしながら、沖縄では一般的ではありません。
「冷たい泡盛のストレートは、美味しいのか?」ということで回答させてもらいます。
基本的に泡盛の瓶は常温で保存されるため、冷たい泡盛が居酒屋で提供されることは少ないです。
冷たい泡盛を飲みたいときには、水割りや「オン・ザ・ロック」で飲むのが沖縄県民。
「冷たい泡盛のストレート」は、沖縄では馴染みのない泡盛の飲み方です。
美味しい泡盛の飲み方に関する他のオススメ記事