1番、古い泡盛酒造所の創業年っていつ?
首里三箇の酒造所って、どのくらいの数が現存してるんだろう?
どんなタイミングで、泡盛の酒造所ができたんだろう?
・・・など、気になって表を必死になって作ってみました。
目次
表:沖縄の泡盛酒造所 創業年ランキング一覧
離島に有る酒造所って、琉球王朝時代は創業してないはずだよね?
首里で創業した酒造所は、現在、沖縄のどこで活動しているのかな?
※株式会社玉那覇酒造所は、創業年は不明のため、推測で創業年を記入
「あの泡盛酒造が創業した年、沖縄では何が起こっていたのか」をスグ知りたい方は、ここは飛ばしてください。
創業順 | 創業年 | 和暦 | 会社名 | 市町村 | 主要銘柄 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1846 | 弘化3年 | 合名会社新里酒造 | 沖縄市 | 琉球、かりゆし |
2 | 1848 | 嘉永元年 | 瑞穂酒造株式会社 | 那覇市首里 | ロイヤル瑞穂、古酒首里天、ender(エンダー) |
3 | 1882 | 明治15年 | 有限会社神村酒造 | うるま市 | 暖流、守禮、かみむら |
4 | 1883 | 明治16年 | まさひろ酒造株式会社(旧社名:株式会社比嘉酒造) | 糸満市 | まさひろ、島唄、海人 |
5 | 1887 | 明治20年 | 瑞泉酒造株式会社 | 那覇市首里 | 瑞泉、おもろ、御酒(うさき) |
6 | 1894 | 明治27年 | 北谷長老酒造工場株式会社 | 北谷町 | 北谷長老、一本松 |
7 | 1898 | 明治31年 | 株式会社津波古酒造 | 那覇市 | 太平、琉球南蛮、琉球浪漫 |
8 | 1902 | 明治35年 | 咲元酒造合資会社 | 那覇市首里 | 咲元(サキモト) |
9 | 1905 | 明治38年 | 崎山酒造廠 | 金武町 | 松藤、舞天、南ヌ島 |
10 | 1912 | 明治45年 | 株式会社玉那覇酒造所 | 石垣市 | 玉の露 |
11 | 1918 | 大正7年 | 有限会社識名酒造 | 那覇市首里 | 時雨、歓、おつかれさん |
12 | 1924 | 大正13年 | 合資会社津嘉山酒造所 | 名護市 | 国華 |
13 | 1927 | 昭和2年 | 合名会社崎元酒造所 | 与那国町 | 琉球泡盛 与那国、花酒 与那国60度、にごり泡盛 海波(カイハ) |
14 | 1928 | 昭和3年 | 菊之露酒造株式会社 | 宮古島市 | 菊之露、菊之露ブラウン、菊之露VIPゴールド |
15 | 1939 | 昭和14年 | 株式会社龍泉酒造 | 名護市 | 龍泉、まごじろう |
16 | 1946 | 昭和21年 | 宮里酒造所 | 那覇市 | カリー春雨、春雨ゴールド、春雨ラメ |
16 | 1946 | 昭和21年 | 有限会社山川酒造 | 本部町 | 珊瑚礁、さくらいちばん |
16 | 1946 | 昭和21年 | 池間酒造有限会社 | 宮古島市 | ニコニコ太郎、太郎、瑞光 |
19 | 1947 | 昭和22年 | 上原酒造株式会社 | 糸満市 | 神泉、いとまん、群青 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 有限会社比嘉酒造 | 読谷村 | 残波ホワイト、残波ブラック、残波 海の彩 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 有限会社今帰仁酒造 | 今帰仁村 | 美しき古里、千年の響、今帰仁城 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 米島酒造株式会社 | 久米島町 | 美ら蛍、久米島、米島 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 株式会社渡久山酒造 | 宮古島市 | 豊年、ゆら |
20 | 1948 | 昭和23年 | 千代泉酒造所 | 宮古島市 | 千代泉 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 沖之光酒造合資会社 | 宮古島市 | 沖之光、沖之光2001年、月桃の花 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 株式会社宮の華 | 宮古島市 | 豊見親、華翁、うでぃさんの酒 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 株式会社多良川 | 宮古島市 | 古酒琉球王朝、多良川、久遠 |
20 | 1948 | 昭和23年 | 仲間酒造所 | 石垣市 | 宮之鶴 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 神谷酒造所 | 八重瀬町 | 南光、神谷、東風平 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 忠孝酒造株式会社 | 豊見城市 | 忠孝、夢航海、豊吉 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 株式会社石川酒造場 | 西原町 | うりずん、玉友、さわふじ |
29 | 1949 | 昭和24年 | 合資会社伊是名酒造所 | 伊是名村 | 常盤、伊是名、金丸 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 伊平屋酒造所 | 伊平屋村 | 照島、たつ浪、芭蕉布 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 合資会社恩納酒造所 | 恩納村 | NAVI、萬座 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 有限会社金武酒造 | 金武町 | 龍、ゴールド龍 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 株式会社久米島の久米仙 | 久米島町 | 久米島の久米仙一升瓶30度、久米島の久米仙「ブラウン」30度、久米島の久米仙古酒一升瓶 |
29 | 1949 | 昭和24年 | 請福酒造有限会社 | 石垣市 | 直火請福、ひとときのちゅら、請福ビンテージ |
29 | 1949 | 昭和24年 | 有限会社高嶺酒造所 | 石垣市 | 於茂登(一般酒)、おもと(古酒)、かびら |
39 | 1950 | 昭和25年 | やんばる酒造所株式会社(旧社名:合名会社田嘉里酒造所) | 大宜味村 | まる田、山原くいな、芭蕉布の里 |
40 | 1951 | 昭和26年 | 池原酒造所 | 石垣市 | 白百合、赤馬 |
41 | 1952 | 昭和27年 | 久米仙酒造株式会社 | 那覇市 | 琉球泡盛 久米仙、琉球泡盛 奴樽蔵、琉球泡盛 響天 |
41 | 1952 | 昭和27年 | 泰石酒造株式会社 | うるま市 | 古酒はんたばる、琉球浪漫うたげ、古酒泰石 |
41 | 1952 | 昭和27年 | 波照間酒造所 | 竹富町 | 泡波 |
44 | 1955 | 昭和30年 | 有限会社八重泉 | 石垣市 | 八重泉樽酒、黒真珠、八重泉 |
45 | 1958 | 昭和33年 | 国泉泡盛合名会社 | 与那国町 | どなん |
46 | 1961 | 昭和36年 | ヘリオス酒造株式会社 | 名護市 | くら、主(ぬーし)、轟(とどろき) |
47 | 1976 | 昭和51年 | 沖縄県酒造協同組合 | 那覇市 | 海乃邦、紺碧、南風 |
48 | 1989 | 昭和64年 | 入波平酒造株式会社 | 与那国町 | 舞富名、夢大陸(ムータイリク)、先代 |
(2017年12月作成)
表:泡盛酒造会社の創業年と沖縄の出来事
あの泡盛酒造が創業した年、沖縄では、どんな出来事が起こっていたのか。
泡盛の戦国時代に創業・設立された酒造所は、どのくらいあるのか?
※株式会社玉那覇酒造所は、創業年は不明のため、推測で創業年を記入
年 | 和暦 | 創業 | できごと | 琉球史年表など |
---|---|---|---|---|
1846 | 弘化3 | 合名会社新里酒造 | ||
1848 | 嘉永1 | 瑞穂酒造株式会社 | ||
1853 | 嘉永6 | 黒船のペリー艦隊が沖縄に入港(翌年再び来琉) | ||
1853 | 嘉永6 | 黒船のペリー艦隊が浦賀に来航 | ||
1867 | 慶応3 | 大政奉還 | ||
1871 | 明治4 | 廃藩置県 | ※鹿児島県の下に沖縄は入る。 | |
1872 | 明治5 | 琉球藩設置 | ”沖縄”に「琉球藩」設置。 | |
1876 | 明治9 | 泡盛、免許料さえ納めれば民間でも製造免許がおりる。 | ||
1879 | 明治12 | 琉球藩廃止。沖縄県設置。(琉球王国消滅) | ”沖縄”は「沖縄県」となる。 | |
1880 | 明治13 | 酒造税の増税を布告 (酒造業者の反対おこる) |
||
1882 | 明治15 | 有限会社神村酒造 | ||
1883 | 明治16 | まさひろ酒造株式会社(旧社名:株式会社比嘉酒造) | ||
1884 | 明治17 | 鹿児島県酒造業者、 政府に沖縄焼酎の取締りを歎願 |
||
1887 | 明治20 | 瑞泉酒造株式会社 | ||
1888 | 明治21 | 沖縄県に初めて酒税法がしかれる。出港税のみで、県内は特例で免税同様の処置であった。 | ||
1888 | 明治21 | 沖縄県酒類出港税則 施行 (酒類一石につき三円徴収) |
||
1894 | 明治27 | 北谷長老酒造工場株式会社 | ||
1894 | 明治27 | 日清戦争 勃発 | ||
1895 | 明治28 | 日清戦争 終戦 日清講和条約) | ||
1898 | 明治31 | 株式会社津波古酒造 | ||
1898 | 明治31 | 酒造家総代、出港税増徴の計画中止要請のため上京する | ||
1899 | 明治32 | このころ、泡盛の密輸ひんぱんとのうわさ起る | ||
1900 | 明治33 | このころ、与那原、勝連、平安山等東海岸より他府県への焼酎の密移出続出する | ||
1901 | 明治34 | このころから、泡盛の輸出激減する (増税実施) |
||
1902 | 明治35 | 日英同盟締結 | ||
1902 | 明治35 | 咲元酒造合資会社 | ||
1904 | 明治37 | 沖縄県酒類出港税則の一部改正法、公布・施行される | ||
1904 | 明治37 | 日露戦争 勃発 | ||
1905 | 明治38 | 崎山酒造廠 | ||
1905 | 明治38 | 新・増税実施される (砂糖消費税・沖縄県酒類出港税・通行税・売薬税・営業税・地租) |
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1905 | 明治38 | この年、酒屋の増設めだつ | ||
1905 | 明治38 | 首里区泡盛酒精販売組合設立される (翌年4月より製造に着手) |
||
1905 | 明治37 | 日露戦争 終戦(ポーツマス条約) | ||
1907 | 明治40 | 酒造税法を沖縄および伊豆諸島に明治41年10月1日より施行する旨、公布される | ||
1908 | 明治40 | 酒造税実施 | ||
1908 | 明治41 | 酒造税法一部改正を公布する (施行は7月1日) |
||
1908 | 明治41 | 沖縄県酒類出港税一部改正を公布する(施行は10月1日) | ||
1909 | 明治41 | 造酒税実施。実質的な課税の始まり。泡盛製造組合設立。内部のゴタゴタですぐに解散。 | ||
1909 | 明治42 | 前年からこの年にかけて泡盛の輸出激減する | ||
1910 | 明治43 | このころ、酒造業者の廃業者めだつ | ||
1911 | 明治44 | 酒造組合設立される | ||
1912 | 明治45 | 株式会社玉那覇酒造所 | ||
1914 | 大正3 | 第一次世界大戦 勃発 | ||
1916 | 大正5 | 泡盛精酒工場、創業を開始する | ||
1918 | 大正7 | 第一次世界大戦 終戦 | ||
1918 | 大正7 | 有限会社識名酒造 | ||
1918 | 大正7 | 酒造税法改正により、泡盛の造石税、出港税ともにそれぞれ二円・四円引き上げられる | ||
1918 | 大正7 | 第一次世界大戦 終戦 | ||
1924 | 大正13 | 合資会社津嘉山酒造所 | ||
1927 | 昭和2 | 合名会社崎元酒造所 | ||
1928 | 昭和3 | 菊之露酒造株式会社 | ||
1939 | 昭和14 | 株式会社龍泉酒造 | ||
1939 | 昭和14 | 第二次世界大戦 勃発 (日中戦争 勃発) | ||
1941 | 昭和16 | 太平洋戦争 勃発 | ||
1945 | 昭和20 | 第二次世界大戦 終戦(玉音放送) | 沖縄はアメリカの施政権下におかれる | |
1946 | 昭和21 | 宮里酒造所 | ||
1946 | 昭和21 | 有限会社山川酒造 | ||
1946 | 昭和21 | 池間酒造有限会社 | ||
1947 | 昭和22 | 上原酒造株式会社 | ||
1948 | 昭和23 | 有限会社比嘉酒造 | ||
1948 | 昭和23 | 有限会社今帰仁酒造 | ||
1948 | 昭和23 | 米島酒造株式会社 | ||
1948 | 昭和23 | 株式会社渡久山酒造 | ||
1948 | 昭和23 | 千代泉酒造所 | ||
1948 | 昭和23 | 沖之光酒造合資会社 | ||
1948 | 昭和23 | 株式会社宮の華 | ||
1948 | 昭和23 | 株式会社多良川 | ||
1948 | 昭和23 | 仲間酒造所 | ||
1949 | 昭和24 | 神谷酒造所 | ||
1949 | 昭和24 | 忠孝酒造株式会社 | ||
1949 | 昭和24 | 株式会社石川酒造場 | ||
1949 | 昭和24 | 合資会社伊是名酒造所 | ||
1949 | 昭和24 | 伊平屋酒造所 | ||
1949 | 昭和24 | 合資会社恩納酒造所 | ||
1949 | 昭和24 | 有限会社金武酒造 | ||
1949 | 昭和24 | 株式会社久米島の久米仙 | ||
1949 | 昭和24 | 請福酒造有限会社 | ||
1949 | 昭和24 | 有限会社高嶺酒造所 | ||
1950 | 昭和25 | やんばる酒造所株式会社(合名会社田嘉里酒造所) | ||
1951 | 昭和26 | 池原酒造所 | ||
1952 | 昭和27 | 琉球政府発足 | 沖縄はアメリカの施政権下で「琉球政府」が設置される。 | |
1952 | 昭和27 | 久米仙酒造株式会社 | ||
1952 | 昭和27 | 泰石酒造株式会社 | ||
1952 | 昭和27 | 波照間酒造所 | ||
1955 | 昭和30 | 有限会社八重泉 | ||
1958 | 昭和33 | 国泉泡盛合名会社 | ||
1961 | 昭和36 | ヘリオス酒造株式会社 | ||
1972 | 昭和47 | 沖縄復帰 | 沖縄が日本に復帰する。 | |
1976 | 昭和51 | 沖縄県酒造協同組合 | ||
1989 | 昭和64 | 入波平酒造株式会社 |
酒造の創業年と沖縄の出来事を比較してわかったこと
創業年BEST5
- 1846 年 合名会社新里酒造 ( 琉球、かりゆし )
- 1848 年 瑞穂酒造株式会社 ( 瑞穂、首里天、ender )
- 1882 年 有限会社神村酒造 ( 暖流、守禮、かみむら )
- 1883 年 まさひろ酒造株式会社 ( まさひろ、島唄、海人 )
- 1887 年 瑞泉酒造株式会社 ( 瑞泉、おもろ、御酒 )
新しい創業年BEST1
- 1989年( 昭和64年) 入波平酒造株式会社 (所在:与那国町)(代表銘柄: 舞富名、夢大陸(ムータイリク)、先代)
昭和64年、ほぼ平成にできた泡盛酒造があったんですね!気になったので入波平酒造のホームページをみると・・・
1988年に入波平浩伸氏が、花酒の古酒をつくろうと「どなん」の蔵から独立。県内で唯一、花酒古酒造りを行っています。
なんと、与那国島で花酒の古酒をつくってるとは!
花酒とは、アルコール度数60度前後という、ものすごく強い酒。それを古酒にするとは、すごいです。
※ちなみに、酒造法(酒のアレコレを国が定めた法律)だと、アルコール度数60度は「原料用アルコール」とされます。与那国島では、特別にアルコール度数60度の酒の製造&販売を許可されています。
琉球王朝時代、首里三箇で創業した酒造書は2箇所のみ
琉球王国時代から存在する泡盛酒造所は2箇所のみでした。
- 1846年 (弘化3年)創業 合名会社新里酒造
- 1848年 (嘉永元年)創業 瑞穂酒造株式会社
新里酒造、瑞穂酒造、ともに首里三箇で創業し、琉球王朝時代の酒造りを担った老舗です。
1846年 (弘化3年)創業 新里酒造
新里酒造は、首里三箇の1つ首里赤田で創業。現在は、首里からは離れ、沖縄市で活動しています。
琉球王朝時代の1846年に首里赤田で創業し、現存する泡盛酒造所としては最古の蔵元として160年余伝統の泡盛造りを守り続けている新里酒造。
1848年 (嘉永元年)創業 瑞穂酒造
瑞穂酒造は、首里三箇の1つ首里鳥堀で創業。現在は那覇市の首里末吉町で活動しています。
瑞穂酒造は、嘉永元年・西暦1848年、古都首里の地に誕生した造り酒屋
泡盛酒造69%は、第二次世界大戦後の創業
沖縄で泡盛をつくっているのは47酒造所1組合。そのうち、第二次世界大戦後に創業したのは、32酒造所と1組合。つまり、現在ある酒造所の69%が1945年( 昭和20)後の創業です。
泡盛酒造創業年と「現在の本社地」の各地の数
「古い老舗の泡盛酒造と、創業年の新しい酒造はどの地域に分布しているのだろうか」。
大きな年代で「泡盛酒造の創業年代」「現在の本社地」をもとに図を作成。
表:泡盛酒造創業年と「現在の本社地」の各地の数
地域 | 弘化年代 | 嘉永年代 | 明治時代 | 大正時代 | 昭和年代 | 総計 |
---|---|---|---|---|---|---|
南部 | 1 | 3 | 4 | |||
那覇 | 1 | 3 | 1 | 3 | 8 | |
中部 | 1 | 2 | 3 | 6 | ||
北部 | 1 | 1 | 9 | 11 | ||
久米島 | 2 | 2 | ||||
宮古島 | 7 | 7 | ||||
石垣島 | 1 | 5 | 6 | |||
竹富島 | 1 | 1 | ||||
与那国島 | 3 | 3 | ||||
総計 | 1 | 1 | 8 | 2 | 36 | 48 |
(2017年12月作成)
約40%の泡盛酒造所が沖縄の離島に存在
「あれ?大体の泡盛酒造所が昭和時代創業。しかも、結構、離島に存在するの?」
47酒造1組合が、泡盛製造所の数。だから、離島に酒造所19箇所存在するとなると・・・約40%の酒造所が沖縄の離島に存在します。
泡盛オタクの独り言
『あの泡盛酒造が創業した年、沖縄では、どんな出来事が起こっていたのか。』と思って作った3つの表。
- 泡盛酒造の創業年ランキング表
- 表:泡盛酒造会社の創業年と沖縄の出来事
- 表:泡盛酒造創業年と「現在の本社地」の各地の数
意外と、第二次世界大戦後、たくましく創業を果たした会社が多かったのが印象的です。
琉球王朝時代から続く、老舗の泡盛酒造が少ないのは残念でした。
ぜひ、老舗の泡盛酒造会社様!今後も沖縄の歴史を紡いでください!応援してます!